宇宙船地球号
バックミンスター・フラーさんという人が提唱した
「宇宙船地球号」
という考え方が好きです。
Wikipediaより:
宇宙船地球号(うちゅうせん・ちきゅうごう、Spaceship Earth)は、
地球上の資源の有限性や、資源の適切な使用について語るため、
地球を閉じた宇宙船にたとえて使う言葉。
バックミンスター・フラーが提唱した概念・世界観である。
またケネス・E・ボールディングは経済学にこの概念を導入した。
実は日本にも似たような考え方があるということを
最近知りました。
貞山正宗公遺訓
というものです。
伊達政宗が遺した言葉、なのですが、
まさにフラーさんと同じ考え!
あまり知られていないような気がしたので、
ご紹介します。
仁に過ぐれば弱くなる。
義に過ぐれば固くなる。
礼に過ぐればへつらいとなる。
智に過ぐれば嘘を付く。信に過ぐれば損をする。
気長く心穏やかにして万に倹約を用いて金を備なうべし。
倹約の仕方は、不自由を忍にありこの世の客にきたと思えば何の苦もなし。
朝夕の食事うまからずともほめて食うべし。
元来、客の身なれば好き嫌いは申されまし。
今日の行き送り子孫姉妹によく挨拶して娑婆の御いとま申すがよし。
お客様の気分で、というとおかしいと思われるかもしれませんが、
これって、基本的に周りの人とか地球に対して思いやりをもつこと
と同じだと思いませんか?
まず、隣の人にやさしくできるように心がけること。
そうやってみんなが過ごせたらいいのになぁ、、、