【もったいない食堂物語】第2章

第2章

もったいない食堂はどこにある!?
さて、意気込みだけは一人前のKAORU
でも困ったなぁ、、、
行きたいとは強く願ってみたものの、
T氏も「もったいない食堂」がどこにあるか
わからないとのこと。
おまけにどのテレビ番組で見たかも覚えてないらしい(涙)。

まぁ、恐らくNHKの特番か、ビジネス番組であろう、とのことだけど、
笑っちゃうくらい手がかりナシ。
(後に現地で確認したら、ニュース23で放映されたそうです。)

頼りにならないぞ〜(なんて、ごめんね!<T氏)。
困った、困った。

今の時代、
調べ物をしたくて、手がかりがない時することは
たった一つ。
とりあえず、インターネットで検索すればいいのです。

心は既に
「もったいない食堂」
についてリサーチすることにあったKAORU
パーティが終わるのをそわそわと待ちながら、
何から検索しようかと、キーワードを頭で羅列してみる。
そして帰宅するなりパソコンを開き、
手がかり探しが始まったのです!

「もったいない食堂」

234,000件の中からトップに現れたのが
「【ティア長崎銅座店】もったいない食堂」
のホームページ。

ティア?
一体ナンなんだ?

恐る恐るページをスクロールしてみる。

すると、もったいないの定義や、
食堂での取組がわかりやすく説明されてました。
食事というのは、
動物であれ、野菜であれ、
「命」を元に作られているということ。
それをいかに無駄にせず、感謝しながら食べていくか。
それは食材を採り、料理をして食べる人間の持つ宿命だというところが、KAORUの想いとぴったりフィット。

ふむふむ、と読み進むKAORU
確かにそうだ。

KAORUは幼い頃から
食べるものを無駄にしてはいけない、
一滴の雨土に感謝して食事を取るように
と言われて育ちました。<パパさまの実家がお米作ってたしね
だから今、食べ物を無駄にしてしまうことに
「罪の意識」
を感じてしまってしょうがないの!

素晴らしいお話を読ませてもらった、
とかなり満足してみたけれど、
どうやらこのお店のオーナーは
私が会いたいと思っている人ではないらしい。

たまたま「もったいない食堂」の営業権を譲り受けて、
独立した方のお店だったのです。
<店長久保山さんのお話は、また今度別の場所で☆>

そのオーナーに営業権を譲ったのが、
「株式会社ティア」の社長、
元岡健二氏
と書いてありました。

さて、元岡さんとは一体どんな方なのだろう?
想像はどんどん膨らむ。

元岡さんと会わなくちゃ!
いつのまにか私の旅の目的は変わっていました(笑)。
場から人へ。

でも、それは実はいいこと。
具体的になった方が夢は叶う。
それは経験上わかっていたことだから。

元岡健二さんに会う!
そう目標を掲げ、さぁどうしたら会えるのか。
会えるに違いないと信じて、
実現の方法を考えるのはワクワクする作業です。
そんなワクワクする作業ができることが幸せ☆

もったいない食堂に一歩近づいた気がしたまま、
その日は眠りにつきました。
いつもより夜更かししちゃったけど、
きっと素敵な出会いが待ってるはず。
期待に胸を膨らませ、明日への希望を繋ぐのです。

(続く)