中国の農村にて

wakuwakugohan2007-04-25

KAORU@中国です。
CTFの仕事で、中国の植林現場を取材しています。


昨日までいた大同という町は、北京から西へ300キロくらい行ったところにある町です。
人口は約300万、広さは岩手県程度。これで一つの「町」なんだから、
中国のスケールの広さには驚きます。
ここでは緑の地球ネットワークという植林NGOのサイトを拝見させて頂きました。

植林現場は市内から車で1時間〜2時間離れた農村にあるのですが、
思わず涙が出そうになるくらい、生活環境が厳しいです。
特に今年は雨がほとんど降っていないのに加え、
都市部でのバブルが影響して、資材や生活コストが上昇して
農民の暮らしは大打撃を受けています。

そんな中、私たちを接待するために村のお母さんが食事を作ってくださいました。
食事代としてきちんとお支払いはしているのですが、レストランではありません。
なのにこれだけの量を用意してくださって、、、
感動です。

この土地の名物として、キビ餅も目の前で作ってくださいましたよ。
お母さんの器用さに脱帽!

お皿を洗うときも、水を大切に使って洗うの。

春の雨は油より貴重

この地域の言い伝えです。
そんな基調な水をたっぷり使った食事に感謝。

私にできることって何だろう。

食料の大半を輸入に頼る日本。
その食材をつくるためには沢山の水が必要です。
最近少しずつバーチャル・ウォーターの話を目にするようになったけど
お金とか文字では伝えられない水の大切さ、生活の厳しさ、を体感してきました。
忘れないうちに、行動に移そうと思います。
水を大切にするアクション、考えます。